柊研究所の備忘録

アート×ものづくり×教育を考える研究者です。

木に触れること

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木ってよい。

 

僕は仕事柄、木材よりもゴム系の柔らかい材料に触れることが多い。元を辿ると、ゴムはゴムの木を切ると染み出てくる白色のネバついた液体(ラテックス)からつくられていて、この液体をこねたり混ぜたり熱したりしてゴムになる。身の回りにあるゴムは役に立つ機能的な材料で、木のような温もりは失われていて好意を抱く人は少ない。もしくはあの独特の匂いのせいなのかもしれない。もちろん、機能の追求という面ではとても興味深い材料で、その丈夫で柔らかい特性は世の中に欠かせないものである。

 

一方で、木材は自然をそのまま切り出したもので、匂い・肌触りともに人の生活に馴染みやすい。我が家は、木造住宅で骨組みは木で出来ている。他にもいろいろなところに木を使っていて、お風呂には焼杉、庭には、ウッドデッキ(少し前にペンキを塗り直した。)。最初はペンキを塗るくらいだったのが、サンダーで磨く、穴を開ける、板同士をダボ(円柱状の小さな部品)で繋ぐ、棚板をオリジナルに取り替える、と徐々に木を使ったものづくりに幅が出てきた。

 

今度は、機構で動く木のおもちゃ、オートマタをつくりたい。

 

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