今回の柊研究所の備忘録は『Arduinoをやってみよう。』です。
ものづくりをさらに楽しくするツールArduinoを紹介したいと思います。
Arduinoは電子工作をみんなのものに
Arduinoというのは、下の写真のような基盤とソフトウェアを使った電子工作ツールです。
電子工作と聞くと、パソコンや機械に強い人(オタク)がやっているイメージがあり、「難しそうだし、何に使えるかさっぱりわからない!」という人も多いかもしれません。
でもぼくは、Arduinoのような電子工作ツールをデザイナーやクリエイター達にぜひ使って欲しいと思っています。ものづくりの幅が格段に広がるから。
Arduinoはものにルールを与える
Arduinoでどんなことが出来るのか。自分の考えたルールをものに教えることが出来ます。
スイッチを押したら電球が光る。
温度が上がるとモーターが回転する。
音を聞くたびにtwitterで呟く。
そんなルールをもったものづくりができます。自分だけのカスタマイズされたものづくり、どんなことが出来るのか。
ネコが近くに来ると、twitterで呟いて教えてくれる機械
親指を立てると光る手袋
とか普通のお店には絶対に売っていない個性的なものたちを生み出すことが出来ます。普段僕たちが目にするメーカーがつくっているものたちは、「若い女性」のようにかなり広い顧客層をターゲットにした製品です。Arduinoを使ってDIYしたものは、完全オーダーメイドでその人のニーズをピンポイントに満たす一点ものです。このように、これからのものづくりは大量生産から個人に合ったものをその人に届けるスタイルにきっと変わっていきます。
Arduinoをどうやって学ぶか
興味を持ってくれた人はさっそく触って体感してみてください。学び方はいろいろあります。
一番スタンダードなのは、スターターキットと本を買うこと。下記の本とキットは対応しているので、この二つを買っておけば、スイッチを押すとランプが光るなどの基礎的な仕掛けはつくれるようになります。プログラミングも丸写しで動くので初心者でも、まずはArduinoの動きを感じることが出来ます。
【本】
【キット】
Arduinoの開発者たちの考え
もっと詳しく知りたい!という方は、下の動画で開発者たちの想いを聴いてみてください。
How Arduino is open-sourcing imagination | Massimo Banzi
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