柊研究所の備忘録

アート×ものづくり×教育を考える研究者です。

ブログ初心者が落ちるダークサイドとは?ブロガーを4つのカテゴリに分類してみた。

ダークサイドに落ちないこと。「僕のブログは僕のために」それが、この一年ブログを書いてみた結論だ。

 

すごく上から目線。偉そう。

 

ドンっと鈍器で殴られたような気がした。

妻はいつも素直な感想を言ってくれる。歳をとるにつれて自分に素直な意見を言ってくれる人が少しずつ減っていく。だから、それが凹むことでも貴重なのだ。僕は根がポジティブなので、少々のことではあまりへこたれない。それでも、この言葉があっさりと胸の奥に刺さったのは、自分に自覚があったからだ。

 

約1年前、僕がブログを書き始めたときに書いたのがこの記事。

 

ブログは小さな会社 - 柊研究所の備忘録

 

評論家にならないために。起業に向けた備忘録として、「柊研究所の備忘録」と名付けた。

 

その頃は気づかなかったけど、続けていくうちに、承認欲求とブログのマネタイズという2つのダークサイドに徐々に飲み込まれていく。どんな記事が今話題か、どこに広告をおけば、どんなハッシュタグが、、、、云々カンヌン。

 

ダークサイドの恐ろしさは、広告的な文章(これを広告度の高い文章と呼ぼう。)になるにつれて自己満足度が下がっていくことだ。自己嫌悪と言っても良いくらいに。

 

満足度と広告度でブログを分類 

例えば、縦軸に自己満足度(satisfactions)、横軸に広告度(publicity)をとった場合、僕の言うダークサイドは右下側にある。 

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 4つに領域を分けたときのそれぞれの特徴を考えてみる。

 

ダークサイド(右下)

自己満足度が低く、広告度が高い。アフィリエイトや承認欲求に気を払い過ぎて、憂鬱だけど義務感や稼ぎのためにブログを書いている状態。ココで強さを発揮するのは企業。Smart news、NewsPicks、TABI LAB、など。マネタイズが主目的だから個人の自己満足とは切り離せる。この領域に個人ブロガーが踏み込むとプロがつくった専門記事の劣化版になりがち。

 

プロブロガー(右上)

自己満足度が高く、広告度も高い。ダークサイドから満足度を強制的にあげたプロブロガー。多くの人がダークサイドで下積みをしている。承認欲求とマネタイズが最高しているため、それそのものが自己満足の高さに繋がる。イケダヤハトさんなど。相当な努力またはセンスによって道が開かれるので、生半可な装備で目指した素人はだいたいダークサイドに落ちていく。

 

やめた方が良い(左下)

 自己満足度が低く、広告度も低い。なぜかブログ始めてしまった人。あれ、おれ、何してんだろう。やめた方が良い。

 

僕のブログは僕のために(左上)

自己満足度が高く、広告度が低い。一番の顧客は自分。自分の好きなことを好きなように書く。何かを達成するための備忘録や日常の考えをまとめる日記など。気持ちよく続けられるが承認欲求とマネタイズが達成される確率は低め。自分に共感してくれる仲間が集まるかも。

 

僕ら起業家志望が最初に目指すべきは左上の「僕のブログは僕のために」なんだと思う。ココでは、顧客に自分を置く。自分が読みたくなるブログを書く。ソフトバンクの孫さんが言っていた。

 

他の誰かよりも自分を説得するのが一番難しい。

 

まずは世の中の流れを読むよりも自分の心を読む。うまく書くことが出来たら、自分の考えに共感する仲間をみつけることが出来るかもしれない。

 

だから、このブログはなるべく僕の心の中を映したものにしたい。ダークサイドに落ちないように気をつけながら。

 

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