柊研究所の備忘録

アート×ものづくり×教育を考える研究者です。

自分だけの定規

第7回は、「常識」についてです。

 

先週、ついに子どもが産まれました。

1日がすごく長く毎日が発見の連続です。

そんな生活の中で、ふと思ったことです。

 

第一子ということで、わからないことだらけ。本やネットで調べたり、いろんな先輩パパ・ママさんや病院の先生に話を聞いたりしました。

世の中の常識や一般論を一生懸命さがしていました。

でも、結果は。。

 

・初産は予定日になっても産まれないもの

予定日よりだいぶ早く産まれた。

・初産は時間がかかるもの

朝病院に着いて昼に産まれた。

・生まれる前に胎動は鈍くなる。

生まれる瞬間まで元気に動き続けた。

・赤ちゃんはなかなか寝つかない。

→  ぐっすり寝てなかなか起きない。

 

そんなこんなで。

常識ってとてもためになるけど、一方で、

 

こういう人が多いですよ。

 

ということを言っているのであって、

 

「みんなこうですよ。」

 

と言ってるわけではない。

当たり前のことなのですが、常識を個人に当てはまるのは少し変なことなのです

 

だから、他から得た情報は大事にしつつも、自分が経験したことを測るための『自分だけの定規』をつくることが大切。

 

その定規を丁寧につくっていくと、その人の話す言葉や行動には、きっと説得力が備わります。

 

『この人はどんな定規をもっているだろう。』

という目線でみてみると、著名人や友人、身の回りの人の魅力が違って見えてきます。自分自身がどんな定規をもっているか、それを見つめなおしてみると、強みが見えてきます。

 

ぼくは、『難しさを測る定規』をもっています。それのおかげで、複雑な事柄をシンプルに話すことが得意です。その話は機会があったら。

 

これから、夫婦力を合わせて少しずつ家族の定規をつくっていきたい。

 

そんなことを思った育児休暇でした。